母子手帳から消えた日光浴

昔はお日様の光をいっぱい浴びたほうが健康だといわれていて、風邪も引かないといわれていた。でも全く逆だということが解り、ひっそりと日光浴の項目が母子手帳から消えた。肌には悪いということは知っていても、免疫力を下げるということは知らない人が多い。

皮膚には、ランゲルハンス細胞という、免疫に最も関係している細胞がいて、体の中にウィルスとか、細菌が入ってくると真っ先に感知して、ほかの細胞たちに伝える見張り役を務めている。これが日焼けすると紫外線でやられちゃうので、体の中に風邪のウィルスとかが入ってきても気付かずに情報を伝えられず、そのまま風邪をひいちゃうんだな。

こう書くと、紫外線て百害あって一利なしって感じだけれど、私は、お日様の日光浴パワーは計測できないところで人に幸せをもたらしてると思う。だって天気が良くて、日がサンサンと射していると心が明るくなるし、毎日どんよりした日が続くと心まで暗くなる。

最近目にするのは、「にっくき紫外線」みたいな文字ばかりだけれど、お日様に感謝する気持ちも忘れないで欲しいな。

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