コスメのちから

医の世界には、理屈で説明できないことが多々あるけれど、化粧品の力もそのひとつ。ある、東京の特別養護老人ホームで女性のお年寄りたちに、お化粧をしてあげたら、問いかけに反応しない女性が、メイクをはじめたとたんに顔に表情が出てきたり、いつもうつむいていた女性が顔をシャキッと上げるようになったり、手が不自由な女性の手が動いて、自分で化粧をしようとしたり、化粧品の香りにうっとりした顔をしたり、男のドクターたちは驚いて何が何だかわからなかったという。

これも理屈では解明できない、コスメの魔力だ。女性はヤッパリいくつになっても美しくなることが好き。これは、きっと猫が動いてるものを追いかけてしまうような本能的なことなんだろうな。

皆さんの周りでも、お化粧品なんてもう縁がないだろうと女性を年齢や見た目で決め付けずに、誕生日でも敬老の日でも、何かのプレゼントに・・お化粧してあげてみてはいかがでしょうか?

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